3月は卒園や卒業の季節。

出会いがあれば別れもあるなんて言葉もありますが、季節のお手紙には春を告げる挨拶と、卒業のメッセージを込めてみてはいかがでしょうか。

今回は3月の手紙にぴったりの挨拶と卒業メッセージの例文をご紹介していきます。

時候の挨拶!3月にぴったりの手紙例文

仕事関係の人や目上の人など、改まった文面で出す場合の手紙例文です。

・春暖快適の折柄、何卒お健やかにお過ごしください。
・若草萌えいづる季節を迎え、更なるご発展をお祈り申し上げます。

友達や仲の良い親戚など、親しい間柄の人へ出す場合。

・何かと多忙な折、体調管理には十分にお気をつけくださいね。
・風がまだ冷たいですから、健康には十分注意してください。
・ここ数日で急に春めいてきましたが、まだ寒暖の差が激しい時期です。

体調管理にはくれぐれもご注意ください。

・厚いダウンを脱いでも、夜の冷え対策はどうぞお忘れなく。
・新年度が始まりました。目標に向かって新しい講座に挑戦してください。
・3月はステップアップの時です。新しい任地で存分に活躍してください。
・〇〇さん栄転おめでとう。彼氏(彼女)ができたら教えてくださいね。

時候の挨拶で春の挨拶に向いているものは?

春はやはり季節の変わり目の時期。

寒い冬から暖かい春への過程です。そんな季節を感ずる言葉を使うと一気に春らしくなります。

・春寒ようやくぬるみ始めたこのごろ、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・寒さもやっと少しは緩んできたようですが、いかがお過ごしでしょうか。
・春まだ浅い今日このごろでございますが、お元気でお過ごしのことと存じます
・春というのに寒い毎日が続いています。お元気でお過ごしでしょうか。
・気まぐれな天気が続いていますね。貴地方ではいかがでしょうか。
・このところ急に春めいてまいりましたが、○○地方ではいかがでしょうか。
・春なお浅く、朝夕の冷え込みもまだ厳しい昨今ですが、お元気でいらっしゃいますか。
・桃の節句も過ぎ、ようやく春らしくなってきましたね。お元気でしょうか。
・花の便りが北上する季節になりましたね。お健やかにお過ごしのことと存じます。
・草餅の味覚を楽しめる季節を迎え、ますますお健やかにお過ごしのことと存じます。
・虫たちが土の中からはい出る啓蟄の季節になりました。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
・木々が芽吹き始め、春がすみの日が多くなってきましたが、お元気でしょうか。
・ようやく春めいてきて、木々の芽もふくらみ始めましたが、ご家族の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
・うららかな春の日ざしに、揚げひばりの声も聞かれるころとなりました。お健やかにお過ごしのことと存じます。
・暑さ寒さも彼岸までと申しますが、お元気でいらっしゃいますか。
・暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、春の訪れを実感するようになりました。
・ひと雨ごとに暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
・春霞のただよう季節となりましたが、風邪など引いておりませんか。
・南の方からは花の便りも聞かれるようになり、日ごとに春を感じております…。
・春光うららかな季節となりました。…。
・窓から見える山の雪も消え始め、春の訪れを感じております。
・頑固な根雪もやっとゆるんできました。…。
・やわらかな春の日差しが嬉しい季節になりましたね。
・やわらかな日ざしが心地よく感じられる季節になりましたが、…。
・春眠あかつきを覚えずの季節になりました。…。
・春風にのってほのかな花の香りが漂うころとなりました。…。
・寒暖定まらぬ日々ですが、…。

時候の挨拶!3月の卒業メッセージに使える言葉




自分の家族に卒業を迎える子どもがいる場合や、相手方にいる場合などTPOに分けて使い分けて下さいね。

・寒さもようやく衰え始め、ついに長男の卒園式となりました。
・初春の日差し麗らかなころ、穏やかにお過ごしのことと存じます。この度は○○さん(君、ちゃん)が中学校を卒業されたとのこと、お慶び申し上げます
・門出の季節ですね。娘さんは胸ときめく日々をお過ごしのことでしょう。
・息子の旅立ちの春を迎え、日に日に暖かさを感じている今日この頃です。
・旅立ちの春も、例年になく肌寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

締めの文には

良き門出をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

などが良いでしょう。

まとめ

寒さに気を遣いつつ、春らしい明るい言葉を挨拶に添えてみると、一層気持ちが伝わる手紙に仕上がります。また天候がころころ変わりやすい時期でもあるので、健康に気を配る言葉も入れると良いでしょう。