夏になると花火大会が各地で催されますね。

今回は、大曲花火について書いてみたいと思います。

大曲花火大会とは

大曲花火大会とは、正式名称を「全国花火競技大会」といい、日本三大花火大会のひとつとも言われている大人気の花火大会です。

秋田県大仙市大曲地区の雄物川河川敷運動公園にて、例年8月の第4土曜日に開催されます。

また、数ある全国花火競技会の中でも日本最大の花火大会であると評されていて、全国の花火師がその腕を競って優勝を目指す権威ある花火競技会です。

審査はデザイン、色彩、創造性を重視して行われるため、毎年斬新なスタイルの花火を楽しむことができます。

そんな人気の花火大会を、ぜひ今年は大好きなあの人と楽しみたい!そう思っている皆さんに、大曲の花火デートをロマンティックに楽しめるおススメ情報をお伝えしたいと思います。
これを読んで大曲の花火を見に行けば、彼氏・彼女との距離がもっと縮まるかも?!

大曲花火の写真と動画の詳細

大曲花火でロマンチックデート

大曲花火大会の歴史は大変古く、一説には2世紀以上も前から開催されていたとも言われていて、全国の花火競技会の中でもたった2ヶ所だけ内閣総理大臣賞が授与される競技会のうちのひとつという、大変権威のある由緒正しい花火大会なのです。

しかし、正直言ってそんなことはどうでもいい話で、実はこの花火大会にはカップルで楽しめるロマンティックなポイントがいくつかあり、花火デートにうってつけの大会なのです。

まず非常に珍しいのが、花火大会なのに「昼の部」と「夜の部」と2部構成になっているところです。

通常花火大会が開始される時刻というのは、辺りがすっかり暗くなった午後7時以降が一般的だと思いますが、ここの花火大会は昼の部の開催時間が17:30~18:15、夜の部が18:50~21:30となっているのです。

ということは、お昼過ぎのまだ明るいうちに待ち合わせをして、花火が終わって家路につく22:00頃までは、大好きな人とずっと一緒にいられて、しかも花火もたっぷり楽しむことができるというわけです。

昼の部の大曲花火

花火大会の内容ですが、まず他ではなかなか見られない昼の部の花火は、前年の大会で内閣総理大臣賞を獲得した花火が打ち上げられます。5号玉早打ち5連発、割物、煙竜といった花火が打ち上げられるのですが、薄明るい空にひゅるるるる~という音を立てながら上空に上がった花火から、まるで竜が立ち上っていくように尾を引くカラフルな煙が流れ、とても幻想的でロマンティックな光景を楽しむことができます。

夜の部の大曲花火

夜の部のオープニングには大会が提供する連発の打ち上げ花火が披露され、これから始まる競技会への意気込みが伝わってくる迫力に、否が応でも二人のハートは盛り上がっていくことでしょう。

そしてクライマックスへ向けて恒例となっている尺玉30連発や、ワイドスターマインといった大迫力の花火が次々と打ち上げられ、巧みな構成に見ているこちらは興奮を押さえられなくなってくるのです。

そうして大興奮のうちに大会が幕を閉じた後は、同じ感動を共有した二人にその先もずっと忘れられない思い出として心に刻まれること間違いなしです。

さらにこの花火大会は、いろいろとうんちくを語ることができるポイントの多い大会ですので、前年までの情報を事前に仕入れて当日彼女を解説付きで楽しませてあげれば、彼女の眼にハートが浮かんでしまうかも?!

大曲花火をベストに見られる観覧席は?

ペア席は廃止になったようです。

大曲花火大会は無料で観覧できるスポットもいくつかあるのですが、やはりせっかくの迫力ある花火を存分に楽しむには、有料観覧席から観覧するのをおススメします。

有料の観覧席には一般に桟敷席と呼ばれるA席とC席とがあり、A席は畳2畳分の場所にコンパネを敷いた平地の席で定員6名まで、C席は堤防の斜面に簡易式の椅子が設置された定員5名の座席になっています。

価格はA席が23,000円、C席は15,000円となっていて、どちらも定員いっぱいで見るならそれほど高額ではありませんが、これをカップル二人で使うとなると少々贅沢な感じになりますね。

実は昨年までペア席と呼ばれるP席というものも用意されていたのですが、今年からP席は廃止され代わりにイス席というのが用意されることになったようです。しかしその詳細については4月下旬にならないと公表されないとのことで、イス席がどんな席なのか、料金はいくらなのかということは今の段階では不明となっています。

P席の代わりとしてのイス席ということならば、もしかしたらカップルで座るのにちょうどいい作りになっているかもしれませんので、4月下旬が近づいたらマメに公式HPをチェックしたいところですね。

大曲花火が見えるホテルはどこ?

混雑する会場で花火を見るのはちょっと・・・・・

という方のために、花火が鑑賞できるホテルをいくつかご紹介したいと思います。

ただしすべての客室から花火が見えるというものではなく、中には部屋からではなく施設内に花火が見える場所があるというホテルもあるかと思いますので、予約の際には必ずホテルの方に確認をとるようにしてくださいね。

① ホテル ルートイン 大曲駅前

名前の通り大曲駅から徒歩2分という便利な立地のホテルです。

通常はビジネスホテルですので料金はリーズナブルに設定されていますが、花火大会シーズンは下記の特別料金となっています。

★シングル  30,000円(1室)
★セミダブル 40,000円(2名1室)
★ツイン   50,000円(2名1室)

一般予約開始日は平成28年6月1日(月) 13:00~となっていて、高めの料金設定にもかかわらずかなりの人気となっているようですので、予約を取るには運も必要になってくるかもしれません。

② 大曲エンパイヤホテル

こちらは大曲駅から徒歩8分の場所にあるビジネスホテルです。

ここのホテルはなんと花火大会の時でも通常の料金設定となっており、5,000円台からのお部屋があります。
しかしもちろん大変人気のプランであることは間違いありませんので、このホテルも予約が取れるかは運次第と言えます。

③ グリーンホテル大曲

こちらも大曲駅から徒歩3分という好立地のビジネスホテルです。

通常の料金はシングルルームが4,000円台~とほかのビジネスホテルと変わりません。
インターネットの予約では7月までのお部屋プランしか出ていないため、花火大会の時の空室状況や料金体系に関しては、直接ホテルに問合せをするしかないようです。

まとめ

大迫力の花火を堪能するためにはやはり会場へ足を運ぶのが一番だと思いますが、大好きな人と二人きりでゆったりとロマンティックに花火を楽しむなら、ホテルの部屋から花火を見るのも素敵ですね。

しかし必ずしもお部屋から花火が見られるという確約はなく、しかも予約が取れるかもわからない。

大曲の花火大会を確実に楽しみたいのなら、会場での観覧にしろ、ホテルからの観覧にしろ、事前調査は必須となってきます。しっかりとした準備を整えて、今年の夏は恋人と思い出に残る大曲の花火大会を満喫しましょう!