英語の本場イギリスで大学院留学を目指している場合、どれくらいの費用は準備がいるのかが不安だと思います。

イギリス在住10年、大学院にも合格した管理人が、当ブログでイギリスの大学生活や費用などをご紹介し、留学に対する不安を少しでも解消出来ればと思います。

イギリスへ大学院留学の準備

イギリスへ大学院留学を考えられている場合、準備することが沢山あると思います。

・どれくらい費用がかかるのか?
・英語力はどこまで必要なのか?
・留学の不安に対する心構え
・イギリスという国を理解しているか?
・帰国してからの就職はどうすれば良いのか?

こういったことを留学を決めてから実際に留学するまでに準備し調べておく必要があります。

行ってから何とかなるさ!というタイプの人もいると思いますが、事前準備は予めしておき実際に留学した人の話しを聞くなどしておいた方が留学への成功に繋がります。

大学院留学費用はイギリスでどれくらい?

大学院留学の費用はどれくらいか?というのが一番大きな疑問だと思いますが、年々留学生に対する授業料が上がっているイギリスなので各大学機関によって変わってきます。また専門分野でも大きな違いがあり1万ポンド〜1.5万ポンドまで違いがあります。私が留学していた時には7000ポンドでした。

心理学部や薬学部などの実験を伴う学部では、7000ポンドの学費のときでも1万2000ポンドとかなり高額で理系ほど授業料は上がっているのが実態です。逆に経済学部などは、学費が低めです。

そして、学費と一緒に考えなくてはいけない費用は生活費です。

イギリスは日本と同じ位かそれ以上の物価です。
年々インフレが起きているので割高に感じる人もいるでしょう。

ロンドンの大学ですと家賃も高めの設定なので、大学寮に入ったとしても大体月10万〜15万は生活費に必要になると言えます。

私がいた大学では大学寮に6万円(光熱費とインターネット代込み)と食費2万、教材費交際費2万で生活していました。食費2万だとお弁当にサンドイッチを作り、水を持参しとかなり節約した学生生活でした。

イギリスの大学院は1年間だけですから、日本では2年分の授業を1年でする訳で相当な勉強量を毎日こなしていかなくては行けません。しかし、ホリデーも満喫したいという場合はプラスαのお金を考えておくべきです。

また、語学力が入学条件に合わない場合は9月入学の前に大学併設の語学学校に入る必要があります。そうなると大体20−30万円くらい余分に必要になってきます。

私が留学した1年間で必要だった金額は、約300万円(当時レート1ポンド195円)でした。

イギリス大学院留学に必要なTOEFLスコア

イギリス大学院留学に必要はTOEFLスコアは、大学院進学に気になる条件ですよね。

進学希望の学部によって変わってくると言うのが正直な意見です。これは各々の学校が出している条件を探して調べてみる必要があるのですが、もし英語力が足りない場合でも、Unconditional Offerといって大学併設の語学学校に通い合格ラインを超えれば入学が出来ます。

イギリスではTOEFLよりもIELTSの成績で入学許可を出す学校が多いかと思います。私の場合は、IELTS6.5で大学院への入学許可が出ました。TOEFLで勉強されている方は、イギリス留学にはIELTSが有効だと言う事を覚えておいて頂きたいと思います。

外国人の学生は、かなりこの条件で留学をして来ていました。日本人は留学前に合格ラインの英語力を持っている人が多かったです。

まとめ

イギリスで大学院留学はとても刺激があり、かつ、お金もかかる一大決心の出来事です。

しっかりと下調べをして、準備を固めておけば、楽しくそして刺激のある学生生活を送れる事でしょう。