早くジメジメした季節を乗り越えて、楽しい夏を迎えたいものですね。

ということで2015年の関東地方の梅雨入りの時期はどうなっているのでしょうか?

関東地方とは一般的に茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を指します。ちなみに昨年2014年の梅雨時期の雨量は、全国平均でした。今年の梅雨はどのようになるのでしょう?

今回は関東の梅雨入り時期、平年時期などをご紹介します。

梅雨入り2015年予想は?

実は気象庁の過去のデータを見ても、○日頃と書かれている通り、梅雨入りの日付は確定日ではありません。

比較的天気の良い日が続いてから、比較的雨が多くて日照時間が少ない時期に突入するまで、移り変わりの時期が5日間ほどあります。この5日間のうちの真ん中の日を「梅雨入り日」としているようです。

梅雨入りも梅雨明けも、各地方にある気象台が観測している結果と、1週間後までの中期予報を組み合わせて決めています。つまり晴れの日が続いている日から、今後数日間は天気が悪く雨が降るだろうと予想を出し(中期予報)、実際に雨が降り出した日を梅雨入りとします。雨の日が続いている状態で、中期予報で晴れの日が続くと予報をして、最初に晴れ始めた日を梅雨明けとするというわけです。

確定値は9月に結果を再検討して、修正された後に決まります。

気象庁が統計を取り始めた1951年から、2014年までの梅雨入り時期のデータを見てみると、最も早かった梅雨入りは1963年の5月6日頃で、最も遅かった梅雨入りは1967年と2007年の6月22日頃でした。

この間、一ヵ月半もの開きがあるのが驚きです。1951年から2014年までの64年間の梅雨入りの平均値が6月8日頃になります。少しずつではありますが、関東の梅雨入り時期は早くなっている傾向があります。

また2013年は6月10日、2014年は6月5日が梅雨入りということなので、これらのデータから予想すると2015年の関東の梅雨入りは6月4日から6月11日頃の間ということが言えるでしょう。

梅雨入りする関東の平年時期は?

過去10年分の梅雨入りデータを見てみましょう。

2005年 6月10日
2006年 6月9日
2007年 6月22日
2008年 5月29日
2009年 6月3日
2010年 6月13日
2011年 5月27日
2012年 6月9日
2013年 6月10日
2014年 6月5日

となり、平年は6月8日となります。

梅雨入りと決定づける判断基準って?

そろそろ梅雨の時期だということは分かっていても、実際にいつ梅雨入りしたのか、またはいつ梅雨明けしたのかはっきりした日は、気象庁の発表によって知ることになります。

では、気象庁がいつ梅雨入りしたのかを判断する根拠は何なのでしょうか?

実は明確な判断基準というものはありません。判断基準がないとは言え、いくつかの気象条件があるので、それがクリアされることで梅雨入りの判断材料となりますが、毎年同じ気象現象が起きるわけではないので、判断根拠はあいまいな部分も少なくありません。

つまり雨や曇りの日が3日ほど続いた場合、他の様々な気象要素を総合的に判断して、梅雨入りの宣言がされます。

まとめ

梅雨の時期は気温ご湿度が高くなるため、カビやダニの繁殖や食中毒に気をつけましょう。

よく換気をして室内に溜まった湿った空気を外に出すようにしましょう。押し入れや洋服ダンスなどの扉も開けて、空気の入れ替えが必要です。カビ臭い匂い対策に、玄関や室内にアロマやお香を焚くこともおススメです。

食生活でも、調理前には必ず手洗いをして、食材はなるべく加熱するよう心がけましょう。加熱をすれば、食中毒の原因になる細菌をほとんど死滅させることができます。

大人も子どもも雨降りが続くと、憂鬱な気分になる人が多いようです。そんなときは、お気に入りのレインブーツや傘と一緒に出かけるのもいいかもしれませんね。