我が子が大きな成長の一歩を迎える小学校の入学。

喜ばしい反面、不安や心配も尽きないのが保護者の正直な気持ちではないでしょうか?今回は、子どもが小学校に入学してからの、親の心構えなどをご紹介します。

1.小学校入学で多い心配事は?

心配の種は尽きませんが、その中で代表的なものが、

学校の授業についていけるか?

新しい友達を作って仲良くできるか?

通学路での交通事故や連れ去りなどの安全性は大丈夫か?

給食をきちんと食べることができるか?

担任の先生との相性はどうか?

などの内容です。

やはり、本格的に始まる学校の勉強やいじめに合わないか、仲の良い友達ができるか?の生活に関する心配事と、基本的に子どもだけで登下校するので、事故や不審者に巻き込まれないかの防犯面についての心配が多いようです。

2.小学校入学でお友達が出来ない子供への声かけ

幼稚園や保育園のように子どもの遊びにいちいち介入してこないのが小学校です。年齢が上がるにつれてそうなってくるものです。中々友達ができない子というのは、消極的で引っ込み思案なタイプが多いと思われます。

友達ができない、学校が楽しくない、学校へ行きたくない、それが登校拒否へと繋がります。こういう場合、自分で声を掛けないと友達はできないんだよ。と教えてあげることも1つの方法です。

まずは、今日学校はどうだった?友達できた?と毎日聞かないことです。この言葉は子どもにとってものすごいプレッシャーになります。自分から話してくれるのを待ってみるのです。親も心配していると子どもに気づかせないことが大切です。親が心配しているくらい大変なことなんだ!と子どもに感じさせないのです。

親はドンと構えて、なんとかなるさと言ってくれた方が安心します。自宅ではそのように振る舞い、子どもがリラックスできる環境作りをしてあげる。外では学校の先生とコンタクトをとって様子を相談するのです。学校に慣れてきたらまた状況は変わってきます。

友達は自分で作るもの、巡り会うもの。親はそっと見守りましょう。

3.小学校入学での注意は心構えとは

近所付き合いがない家庭も珍しくなく、昔のように地域で子育てをしている環境ではありません。そのため防犯意識を入学準備に取り入れている家庭も沢山あります。自分で自分の身を守ることをしっかり子どもに伝えることは大切です。

例えば、防犯ブザーを登下校に必ず持たせる。持ち物には名前を記入しますが、見えない箇所に書くこと。学校名や氏名が周りの人に見えてしまうと、犯罪に巻き込まれるケースが多いので、とても危険なことです。

そして、しっかりと挨拶ができるようになることです。

初対面の子ども達と仲良くなるきっかけは、挨拶ではないでしょうか?元気に挨拶ができると、その後のコミュニケーションも上手くいきますし、第一印象も良くなります。大人には簡単なことですが、子どもには難しいものです。

出来ないからと叱ったり強要はしません。フォローをしつつ、「あの人にこんにちはって言ってみよう!」という風に促してみます。できたら、たくさん褒めてあげます。

まとめ

入学前の心構えとして、親は焦らない、周りの子どもと比べないことです。
子どものペースを尊重してその上で、親には何ができるか考えて行動してみましょう。