黄金に輝くぷりっぷりに茹であがったとうもろこし。

もぎたてを茹でたてで頂くのが、本当に美味しいですよね。ただ茹で方にもいろいろな方法があります。夏に向けてとうもろこしを食べる機会も増えてきますが、どうせ食べるなら美味しく頂きたい!

今回はためしてガッテンで紹介された究極の美味しい茹で方や焼き方、蒸し方をご紹介します。

なちゅライフ

とうもろこしの美味しい茹で方!ガッテン流塩の使い方

まずは美味しいとうもろこしの見分け方をご紹介します。

① 外側の皮の色が濃い緑で艶があるものを選びましょう。
ヒゲの色も濃いこげ茶が良いです。このヒゲの数が実の数と比例しているので、毛がふさふさしていると実もぎっしり詰まっている証拠です。

② とうもろこしを切ったときに、切り口が黒ずんでいるのは新鮮ではありません。
切り口が白っぽいものを選びましょう。

③ とうもろこしの実の色は薄い黄色がベスト。
あまり濃い色だと成熟しすぎています。

こうしてお目当てのとうもろこしを見つけたら、皮を剥がさずそのまま持ち帰りましょう。皮を剥いてしまうと鮮度が落ちてしまいます。

それでは美味しい茹で方を見て行きましょう。

① 調理する直前に皮を剥き、ヒゲを取り除きます。
② 大きな鍋にとうもろこしとそれが浸るくらいの水を入れます。
③ 水が沸騰してから3分間茹でます。茹で過ぎは旨味が逃げるので注意です。
④ 火を止めてから少々塩辛いくらいの塩を入れて4分ほど絡めます。水1リットルに対して塩は30g(大さじ2)くらいです。
⑤ 最後はざるに上げて、水気を拭き取ります。

たったこれだけで、簡単に今までとは違う究極に美味しい茹でとうもろこしが出来上がりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに保存したい場合は、1本ずつラップに包んでから冷蔵庫に「立てて」保存します。元々縦になって実っているとうもろこし。横に寝かすとストレスを感じてしまうので、縦にするのがおススメです。

とうもろこしの焼き方をガッテンで紹介

一般的に自宅で焼きとうもろこしを作る場合、まず茹でてからトースターやオーブンで焦げ目を付ける。

そして醤油を塗って更に焼きますよね。けれど家で作ると不味くはないけど、味はまあまあだったという方は多いのではないでしょうか?実はもっと美味しく焼けるコツがあるのです。

日本で初めて焼きとうもろこしを作ったのは、北海道の大通公園にあるとうもろこし屋台なのだそうです。

夏になると毎日見かけるあの屋台。観光シーズンになると観光客にも大人気のあの焼きとうもろこしです。販売しているおばちゃん達はまさに焼きとうもろこしの達人。まず茹でてから専用のガス台で一気に焼きあげるそうです。強火で外側をカリッとし、中身はジューシーに仕上げています。家庭用の魚焼きグリルでも同じように作りたいですよね。

そのコツはと言うと、茹でないで生から焼くこと。

例えばスーパースイートと呼ばれるとうもろこしは甘みがとても強いですよね。あれは茹でないでそのまま食べても十分甘くてジューシーです。そして加熱時間は、両面焼きグリルの場合は強火で10分焼きます。ただ5分焼いたら90度回転させます。片面焼きの場合は強火で12分焼きますが、3分ごとに90度回転させます。最後に好みのタレをつけて強火で2分焼きます。様子を見ながら返してください。タレはシンプルに醤油や砂糖醤油もおススメです。これで絶品焼きとうもろこしの出来上がりです。

とうもろこしの蒸す方法ガッテン流

実はとうもろこしは室温に放置しておくと、どんどん甘みが失われていきます。

そのため買ってきたり、もいだ後はすぐに火を入れます。

蒸す場合は皮を全部剥かず、薄皮を1枚つけたままで蒸しましょう。火を通しすぎないように十分蒸気が出たところで4分。その後3%の食塩水を入れて30秒ほど蒸します。最後に塩水を入れるのは、塩気が更に甘さを引きたててくれて、冷めてからも皮がシワシワにならない効果があるためです。

保存するときは、水分を拭き取ったらまだ温かいうちに1本ずつラップをして包み、冷めてから冷蔵庫にいれます。この方法ですと翌日になってもとうもろこしはシワシワになりません。

まとめ

新鮮で美味しいとうもろこしなら、茹でても焼いても蒸しても満足できそうですね。

今年はベストなとうもろこしを見分けて、好みの調理法で美味しさを堪能しましょう。