冬は毎年インフルエンザが流行しますよね。

特に受験生がいるお宅では、
子どもが体調を崩してしまうと勉強に身が入らないですし、
最悪なのは試験当日に体調を悪くしてしまうこと。

受験生にとって冬の過ごし方は
これからの人生にも影響してくるので、
体調管理には気を付けたいものです。

受験生ママ
インフルエンザの予防接種を受けさせよう

と考えるママさんやパパさんも多いでしょう。

今回は受験生が打っておいた方がいい時期や、
タイミングについてご紹介していきます。

インフルエンザの予防接種 受験生が受けられる開始時期は?

インフルエンザの予防接種を受けられる時期は、
病院によってさまざまです。

ただ大体どの地域でも10月1日から予約ができるようで、
10月中旬から接種が開始されるところが多いようです。

中には11月からというクリニックもあるようなので、
気になる場合は直接病院に問い合わせてみましょう。

インフルエンザの予防接種 受験生が受けるべきタイミングは?

毎年のインフルエンザ流行期は、
12月から3月にピークを迎えます。

ワクチンの効果は約5か月ほど継続するので、

11月初旬に接種することをおススメします。

さらに受験日当日だけではなく、
追い込み時期にもしっかりワクチンの効果を
維持させておきたいですよね。

こう考えると、11月から3月までに
予防接種の効果を持たせるイメージで、
11月中旬までには済ませておくと良いでしょう。

もう少し踏み込んで考えてみると、

一般的に私立の入試が2月、
公立の入試が3月に行われる高校受験、

センター試験が1月中旬、
私立が1月と2月、

国公立の2次試験が2月と3月にある大学受験の場合は、
11月初旬がおススメ時期ですが、

中学受験を控えている小学生の場合は、
受験する学校によっては12月に試験があるところもあります。

それに13歳以下の子どもは
予防接種を2回打つ必要があります。

ということは、10月中旬に接種するなど
もう少し早い時期に、

予防接種を受けておいた方がいいケースも出てきますね。

また1回目の接種と2回目の接種は
最低2週間から4週間の間隔が必要と言われています。

我が子の受験のスケジュールに合わせて、
インフルエンザの予防接種を受けられる病院を
リサーチしておくことをおススメします。

インフルエンザの予防接種で受験生が受ける回数は?

1歳以上13歳未満の子どもは、
予防接種を2回受ける必要があると以前も述べました。

これは2回の接種で免疫力を上げる、
ブース効果があるためだそうです。

1回目から2回目までは2週間から4週間の間隔をあける必要があり、
一番インフルエンザの予防接種の効果が上がるのは、
2回目の接種から1か月後と言われています。

そのため1回目の接種を10月後半から11月上旬に、
2回目を11月中旬から下旬に打つと、
インフルエンザがピークを迎える1月~2月に、
最も高い効果が出ている状態で乗り切ることができそうです。

ただここで注意してほしいのが、
何事も早め早めが良いと思って
早い時期に接種をしてしまうと、

3月から4月の時期をカバーできなくなる
可能性もあるので気を付けましょう。

もし2回目の接種までに4週間以上空いてしまった場合でも、
諦めることなく都合のいい日に接種するようにしましょう。

予防接種を受けたからと言って
絶対にインフルエンザにかからない
とは言い切れませんが、

かかってしまっても軽く済む場合がほとんどなので、
接種を考えている親御さんは受けておいた方が良いでしょう。

まとめ

そもそもインフルエンザの感染経路は、
空気感染と飛沫感染です。

鼻や口からウイルスが侵入して感染します。

予防接種を受けたからと言って安心はできません。

予防するにはマスクをして体内にウイルスの侵入を防ぐこと、
外から帰宅したらうがい手洗いの徹底、
部屋を乾燥させないよう湿度を保つこと。

日頃から風邪やインフルエンザの
基本的な対策を自宅でしておくことが、
何より大切ではないでしょうか。