fa6c3ac3efa278ec646810fb19788f50_s

確定申告を今までにしたことがない方だと、どこで何をもらって、どうやって申請するの?期限はいつまで?など悩むことが多いと思います。

ただ作業をしてみると意外と簡単。

今回は確定申告の期限などについてご紹介していきます。

確定申告はいつからいつまでにすればよい?2016年の期限

2015年(平成27年分)の確定申告期間は2016年(平成28年)2月16日(火)~3月15日(火)までとなっています。

 

アドバイザー
医療費控除のみなら1月から申請ができます。

この医療費控除やふるさと納税など、税金が戻ってくる場合は1月1日から申請ができます。ただ元旦の公共機関はお休みなので、仕事始めの1月4日からと思っていてください。

2月を過ぎると税務署は忙しくなるので、出来れば1月に済ませておくとスムーズかもしれませんよ。しかも5年間は提出可能です。

確定申告で税金はいつ払うの?

確定申告で税金を現金で納付する場合は、納付書に納付額を記載して現金を添えて最寄りの金融機関か、自分の住んでいる地域を管轄している税務署で納付します。また振替納税の場合は、平成28年3月15日までに手続きをすれば、4月中旬頃に指定した口座から自動引き落としされます。

ちなみに国税に銀行振り込みはありません。前述した通り銀行の窓口で支払うか、直接税務署に赴いて納付書を作って納税します。税務署に行くときは、銀行印を持参して銀行の引き落とし、つまり振替納税の手続きをすれば、今回も来年以降も自動引き落としになるので便利です。毎年4月中旬頃が振替日です。

納税する期限も確定申告の申告書の提出日と同じで3月15日まで。でも納税額の半分以上を納めておくと、残額の支払いは5月31日まで伸ばすこともできます。ただこのケースは利子が付いてしまうので注意してください。

確定申告はいつどこで行う?

所得税の確定申告書は、自分が住んでいる地域を所轄する税務署に提出します。以前住んでいた場所で申請しましたが、てっきり同じ区の税務署と思って提出したら、隣の区の税務署に出してくださいと返送されてきたことがあります。自分の所轄税務署がよく分からないときは、インターネットで国税局や税務署を調べてみると分かりますよ。

また確定申告書は所轄の税務署に限らず、どこでももらえますし、市区町村の窓口でももらえます。税務署が遠方にあったり、仕事などで申請書を取りに行く時間がないという方は、切手を貼った返信用封筒を同封すれば郵送もしてくれます。とても助かりますが、申告する内容によっては申告書の種類が違うので、どの申告に使う申告書なのかを書いておくことをおススメします。

また国税局のHPからも申告書は手に入りますし、確定申告作成コーナーと利用すると、インターネット上で入力したものがそのまま用紙に記入されて、計算も自動で行ってくれるのでとても便利です。

また自営業の場合、確定申告の時期が近づいてくるとそろえる書類や、作成しなければならない書類など作業に時間がかかります。しかも仕事もしなければならないので大忙し。こういう時は税理士にお願いするなど、専門家に頼むのも一つの方法です。代金はもちろん支払いますが、面倒な計算などしなくても良いので時間が節約されていいのではないでしょうか。

最新個人事業者のための帳簿のつけ方申告のしかたがわかる本 [ 亀谷純子 ]

まとめ

納税方法には以下の二つがありました。税務署の窓口か、郵便局、銀行で現金を納める。振替納税の申し込みをすれば、4月中旬頃に指定口座から自動引き落としされるということでした。

確定申告を初めてする方は、間違っていたらどうしよう、還付金はもらえないかも?反対に余計に支払わないといけなかったらどうしよう!など分からないことが多いので不安だと思います。でも税務署は税金を沢山取ろうと思っているわけではありません。正しい計算方法で正確な額の税金を納めることを手助けしてくれる場所です。分からないことがあれば聞いたり、相談もできるので気軽に税金のプロに頼りましょう。