関東の今年の梅雨入りはいつになるのでしょうか。

気象庁は6月5日(日)午前11時に関東甲信越地方が梅雨入りしたと発表しましたね。

今年は何だか週末になるたびに雨が降るという感じで、せっかくのお出かけが雨だと残念な気持ちになります。早くじめじめした時期を終えて楽しい夏になってほしいものですね。

今回は関東の梅雨入りと梅雨明け、降水量などを予想していきます。

関東梅雨入り2016はいつ?降水量は?

梅雨入り宣言は6月5日にされましたが、気象庁の過去65年分のデータを元に予想してみると、一番早い梅雨入りは1963年の5月6日で、一番遅かったのは1967年と2007年の6月22日頃でした。

早かった時期と遅かった時期には1ヶ月もの開きがあるのが驚きです。

65年間の平均梅雨入り日が6月8日頃となります。

若干ですが関東の梅雨入り時期は、早くなってきている傾向にあるようです。

ちなみに2014年は6月5日で、2015年は6月3日が梅雨入りでした。

これを過去のデータから計算してみると、2016年の梅雨入りは6月4日頃から6月11日頃の間となります。つまり予想が当たっていたということになりますね。

また梅雨の降水量はエルニーニョ現象と関係しています。

エルニーニョ現象が去年までは来ていたので降水量が多かったようです。

思い出してみると、大雨による土砂崩れのニュースをよく耳にしたような覚えがあります。2016年はこのエルニーニョ現象の影響がないので、降水量は例年通りか平年より少な目と予想されています。

関東梅雨明け2016はいつ?

それでは関東地方の梅雨明け時期ですが、梅雨入り同様に過去のデータを見てみましょう。

一番早い梅雨明けが2001年の7月1日、遅かったのが1982年の8月4日頃でした。

過去65年間の梅雨明け時期の平均値を計算してみると、大体7月19日頃となります。

梅雨入り時期が少しずつ早くなってきているのに対し、梅雨明けは若干遅くなっている傾向にあるようです。

つまり梅雨入りが早くなり梅雨明けが遅くなってきていることは、関東の梅雨が長期化していると言えるでしょう。

じめじめ期間が長くなるのは憂鬱ですが、2014年は7月21日、2015年は7月10日頃が梅雨明けでした。

これらのデータから予想してみると2016年の関東の梅雨明け時期は、7月15日頃から7月23日頃だと言えそうです。

関東の梅雨は、じめじめジトジトと雨が続くイメージがあります。

過去のデータを見ても関東では九州の梅雨のような大きな洪水は起こっていないので、天気は割と安定していて降水量も全国平均くらいのことが多いようです。

ただ梅雨に入ると雨は止むことはなく一日中ずーっと降り続き、降ったり止んだりではないようです。

梅雨の関東で観光に良い場所は?

そんなじめじめした時期でも楽しめる観光場所をご紹介します。鬱陶しい気分が晴れ晴れしますよ。

三鷹の森ジブリ美術館
東京都三鷹市下連雀1丁目1-83 都立井の頭恩賜公園西園内
みなさんご存知のスタジオジブリの世界をそのまま再現した、体験型の美術館です。ジブリ好きにはたまらない場所です。映画のワンシーンや映画の裏側が見られるエリアなど楽しさ満載。予約制になっています。

Spa LaQua(ラクーア)
東京都文京区春日1丁目1-1
東京の真ん中にあるテーマパーク。遊園地とスパ、レストランなどがあり、梅雨のデートにはもってこいの場所です。特に大人のスパ施設であるスパラクーアは、いろいろな癒しを堪能できるのでおススメです。

国立美術館
東京都港区六本木7-22-2
雨の音までなくなるような静かな空間の国立美術館。日本最大級の展示スペースを誇り、毎月様々な展覧会などが催されています。雨の日に美術館デートなんて素敵ですよね。

まとめ

じとじとしがちな関東の梅雨。

家の中にばかり閉じこもっていてはもったいないですよ。

そんな時期でもお出かけを楽しんだり、イベントに参加できる観光地は沢山あります。興味のある所を見つけたらぜひ足を運んでみて下さいね。