みなさんはどんど焼きに毎年参加していますか?

どんど焼きは一年の無病息災と家内安全、そして商売繫盛を祈願するために行う古くからの慣習です。

今回はどんど焼きの意味と由来、また東京都内で参加できる3つの神社をご紹介していきます。

どんど焼きを東京で参加できる3つの神社とは?

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東京では花園神社と浅草神社、鳥越神社のみで行われます。それぞれの情報は次の通りです。

・花園神社
毎年1月8日に行われています。時間は問い合わせください。
住所 東京都新宿区新宿5‐17‐
アクセス 東京メトロ丸ノ内線、副都心線、都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口すぐ。またはJR小田急線、京王線「新宿駅」東口徒歩10分
電話番号 03-3209-5265
受付期間 1月8日まで随時行っています。
受付場所 納大明神
注意点 新宿区はお焚き上げの焼却基準が厳しいので、可燃物以外は持ち込み禁止です。

・浅草神社

毎年1月15日に行われています。時間は要問合せ

住所 東京都台東区浅草2‐3‐1
アクセス 東京メトロ銀座線「浅草」駅徒歩7分、都営地下鉄浅草線「浅草」駅徒歩7分、東武線「浅草」駅 徒歩7分、つくばエクスプレス「浅草」徒歩10分
電話番号 03-3844-1575
受付期間 年末12月25日頃から1月15日まで行っています。
受付場所 古札納所
注意点 だるま、熊手、人形、一般の不燃物はお焚き上げ出来ません。また露天などで売られている縁起物には、御神霊は入っていないのでお焚き上げの必要はありません。

・鳥越神社

毎年1月8日に行われています。時間は要問合せ
住所 東京都台東区鳥越2‐4‐1
アクセス 都営浅草線、大江戸線「蔵前」駅徒歩10分
電話番号 03-3851-5033
受付期間 1月5日より1月8日まで行っています。
受付場所 境内にある特設納札所
注意点 しめ縄などに付いているブラスチック類は、飾りから全て外すようにしてください。

どんど焼きの意味と由来

東京では江戸時代から1月7日の七草粥をお正月の最後の行事として済ませて、翌日8日にはお正月の飾りを取り外す風習があります。

新しい年を迎えるために、旧年中に飾ってあったお札やお守り、古い神棚や注連縄、正月飾りはお焚き上げをして歳神様をお送りするのがどんど焼きです。

日本の伝統的な行事で、このどんど焼きで起こるお焚き上げの火や煙には、歳神様の力が宿り一年の災いを祓って清めてくれる力があるとされています。そうしてこれまで守って頂いた神様に感謝をしつつ、また改めて諸願成就をお祈りしてお願いする神事がどんど焼きなのです。

またどんど焼きは左義長とも言われていて、平安時代に陰暦の正月15日か18日に京都御所で毬杖と呼ばれる竹や木を三叉に組み立てて、その上に結ばれている扇や短冊を陰陽師が焼いて厄払いや占いをしたことが由来となり、その内庶民の間でも広まっていきました。

元々神社で行われる神事のお焚き上げと、どんど焼きは異なるものでしたが、現在では同じものとして行われることが多くなりました。

どんど焼きに参加するときに注意することは?

神聖な意味が込められているどんど焼きですが、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

・お正月飾りについているプラスチック飾り
・持ち込みの量はどれくらい?
・お子さん連れの方への注意

 

・お正月飾りについているプラスチック飾り
お正月飾りには大抵プラスチックの部品が付いていますが、ダイオキシンの発生を抑えるためにこれらの部品は外してから持って行きましょう。

・持ち込みの量はどれくらい?
また持ち込み出来る量や、お焚き上げが出来る品の指定がされている神社もありますので、各神社のルールに従いましょう。

・お子さん連れの方への注意
また家族で参加する場合は小さなお子様連れの方もいますよね。

その際は子どもが火に近すぎないよう、火傷などに注意してください。

まとめ

どんど焼きに行くときは決まりごとは守って暖かい服装で行くことをおススメします。

新年も良い一年でありますように。