バレンタインデーには手作りのチョコレートを渡したい!と予定を立てている方もいるでしょう。

やはり手作りは、市販のものと比べると思い入れが違いますよね。

手作りチョコの場合、一度溶かしてから型に入れるなどの作業を行いますが、このチョコを溶かす作業が意外と難しいのです。

そこで今回はチョコレートの正しい溶かし方と簡単で可愛らしいレシピをご紹介します。

バレンタインで意外と難しいチョコの溶かし方は?

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チョコレートは基本的に湯煎で溶かしますが、ただ溶かせばいいのではなく正しい温度と手順があります。

これが美味しくて見栄えの良いチョコを作る大事なポイント。

まず準備するものは大きめのボウルと小さめのボウルそれぞれ1つずつ、鍋、果物ナイフ、ゴムベラです。

チョコレートは実は常温でも溶かすことが出来ます。

というのも皆さんにも経験があるかと思いますが、チョコを素手でずっと持っていると段々べとべとして溶けてきますよね?でも常温で溶かすとなると時間がかかりますし、衛生的にもおススメできません。

そこでチョコを溶かすなら湯煎で行います。

目安の温度は50℃~60℃で、熱ければいいというものでもなく低すぎてもすぐ固まってしまいます。

それに光沢も薄れるので温度はとても重要です。

まず溶かすチョコを果物ナイフなどで細かく刻んでおきます。

それを2等分にして鍋に水を入れて弱火で沸騰させます。鍋の水がふつふつしてきたら大きいボウルに入れて少し冷まします。その際水の温度は60℃以下になるまで待ちます。

熱いまま溶かし始めてしまうと失敗しますので注意してくださいね。

そして小さめのボウルに刻んだチョコの半分を入れて、大きなボウルの上に乗せてゴムベラを使って混ぜながら溶かしていきます。溶けたらもう半分のチョコも入れて同じように混ぜながら素早く溶かしていきます。

ここではお湯が冷めないうちに手早く2回に分けて溶かすのが上手にチョコを溶かすコツ。一度に全てのチョコを一気に溶かそうとするとダマが残りやすいためです。

バレンタインチョコを手作りで!簡単可愛いレシピ

・チョコマシュマロ

材料(3cmのマシュマロ15個分)
3㎝のマシュマロ15個
アーモンドダイス60g
ミルクチョコレート100g(2枚分)
トッピングは好みのナッツ類、トッピングシュガー、カラースプレー

1.ピックや棒にマシュマロを刺してオーブンシートを敷いたバットの上に並べる
2.アーモンドダイスはフライパンで弱火でローストする
3.チョコは適当に手で割ってボウルに入れる
4.50℃から55℃くらいのお湯で湯煎して溶かす
5.マシュマロの3分の2をチョコに浸して余分なチョコを落とし、マシュマロの底にアーモンドダイスを付ける
6.トッピングをマシュマロの外側に付けてオーブンシートを敷いたバットの上に置いて20分くらい冷蔵庫で冷やせば完成!

・チョコラスク

材料(4㎝から5㎝の大きさ約36枚分)
サンドイッチ用の食パン12枚
ミルクチョコレート200g(4枚分)
無塩バター40g
砂糖大さじ2
牛乳120ml
トッピングはアイシング、チョコレート、トッピングシュガーなど

1.食パンをハート型や星型のクッキー型で抜く
2.その食パンを150℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く
3.ボウルにチョコレート、バター、砂糖、牛乳を入れて50℃から55℃の湯煎にかけて溶かす
4.泡だて器を使ってゆっくりと滑らかになるまで混ぜる
5.チョコの液体に焼いた食パンを3枚ずつ入れてしっかりチョコを染み込ませる
6.浸したパンを引き上げてオーブンシートを敷いた天板の上に並べてから、150℃に予熱したオーブンで10分焼き、裏返して15分焼く
7.焼きあがったら乾燥させてアイシングなどトッピングして完成

バレンタイン用の生チョコの作り方

材料(2~3人分)
チョコレート100g(2枚分)生クリーム50㏄、ラム酒小さじ1、無糖ココアパウダー適量
1.オーブンシートを好みの大きさにカットして箱を折る
2.チョコレートを荒く砕く
3.耐熱ボウルに生クリームを入れてレンジで500wで30秒ほど加熱。沸騰しないよう気を付ける
4.この耐熱ボウルに2のチョコを入れる。ヘラでかき混ぜて完全に溶かす
5.更にラム酒を加えてよく混ぜてから1.でカットした型に入れる。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。大体2~3時間は待つこと
6.固まったら型から取り外して包丁で好きな大きさにカット。ココアパウダーを振りかけて完成!

まとめ

恋人や旦那様、片思いの相手など大事な人に愛を伝えるのがバレンタインデー。

ぜひ想いを込めた手作りチョコと共に日頃の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがですか?