横浜みなとみらいといえばデートスポットとしても大変人気の場所ですが、毎夏このエリアにある臨港パークで開催される神奈川新聞花火大会をご存知でしょうか。

横浜近郊にお住まいの方にはお馴染みかと思いますが、それ以外の方には意外と馴染みが薄い花火大会かもしれません。

しかし侮るなかれ。打ち上げ数1万5千発、観客動員数は平日開催にもかかわらずなんと19万人という、知る人ぞ知る人気の花火大会なのです。

今回はこの花火大会に関して穴場スポットも含めた詳細情報を集めましたので、これまでこの花火大会を知らなかったという方も、今年はぜひ横浜の夜空を彩るこの花火大会を楽しんでみませんか。

神奈川新聞花火大会2015 開催日程と時間

2015年の開催日程については、正式発表はまだなのですが、例年通りであれば8月5日(火)となる予定です。

時間はこちらも予定となりますが19:00~20:30で、雨天の場合は翌日の8月5日(水)に順延予定です。

平日開催となるためお仕事帰りに現地へ出向く方が多いかと思いますが、当日はかなりの数の人出が予想されますので、頑張って早めに仕事を切り上げて、少しでも早めに現地に到着できるようにしたいところです。

神奈川新聞花火大会の穴場スポットは?

まずは穴場スポットの前に、有料観覧席のご紹介をしたいと思います。

有料観覧席には花火鑑賞券と協賛券の2種類があり、花火鑑賞券は打ち上げ会場目の前の臨港パークと、そこから少し離れたところにあるカップヌードルミュージアムの2ヶ所に設けられた観覧席で、どちらも自由席となり、料金は高校生以上が2,600円、小中学生が500円、小学生未満は無料となっています。

チケットは全国のローソンLoppiで6月上旬ごろから販売になるようです。

そして協賛券のほうですが、こちらは臨港パークの最前列に設けられた観覧席となり、全席指定でソフトドリンクかビールが2杯と、お菓子の詰め合わせ付きで7,200円となっています。

チケットの販売は神奈川新聞花火大会実行委員会事務所で行われるため、購入希望の方は公式サイトをチェックするようにしてくださいね。

ではここからは無料で楽しめる穴場スポットをご紹介します。

①高島水際線公園
ここは打ち上げ会場である臨港パークから少しだけ陸側に入ったところにあるスポットなのですが、花火の方向に視界を遮る高い建物などが全くないため、花火をじっくりと堪能できるおすすめスポットです。

横浜駅から徒歩15分程度というアクセスの良さも魅力です。

②横浜ベイクォーター横
横浜ベイクォーターとそごうの間のあたりで、両サイドが建物に挟まれることになるため日影ができ、明るいうちから場所取りをするのにも向いている場所と言えそうです。

ほとんどの見物客は港に近いほうへ向かうため、高島水際線公園よりもさらに内陸側に入るこのスポットはかなりの穴場と言えると思います。

③ポートサイド公園
高島水際線公園とは川を挟んでちょうど対岸あたりにある公園です。

こちらの観覧スポットはしたが芝生になっているため、レジャーシートを敷いて直接座ってもお尻が痛くならないのが嬉しいですね。

後ろ側には高い建物もあり、場所取り中の暑さ対策にもなりそうです。
横浜駅まで徒歩12分程度ですので、帰りは混雑がピークになる前に駅にたどり着ける可能性が高いです。

④野毛山公園展望台
こちらは併設されている野毛山動物園も無料となっているので、早めに来てパパは場所取り、ママと子供たちは夕方まで動物園で楽しむというように、ファミリーで楽しめる観覧スポットです。

会場からは少し離れますが、打ち上げ花火は何の問題もなくばっちり楽しめます。

⑤横浜ランドマークタワー展望フロア スカイガーデン
こちらは普段は展望料金がかかりますが、花火大会当日は開放されるという嬉しいスポットです。

高さ273mから見下ろす花火はいつも見る花火とはひと味もふた味も違って楽しめると思います。
さらに横浜の素晴らしい夜景とのコラボも一緒に楽しめて、一粒で何度も美味しい穴場スポットですね。

神奈川新聞花火大会の交通規制と混雑状況

当日行われる予定の交通規制は下記のとおりです。

■首都高速道路■
・本牧JCT~大黒JCT間の東息の路側帯規制
・山下町ランプ~本牧JCT間の上り線・本牧JCT(下り線)の非常駐車帯の閉鎖および路側帯規制
・大黒JCT~生麦JCT間の上り線の非常駐車帯の閉鎖

■一般道路(首都高速道路以外の道路)
下記のエリアにて車両通行止めを中心とする交通規制が行われる予定です。
・みなとみらい21地区
・新港地区
・臨港幹線道路及び中央市場付近
・コットンハーバー地区
・大さん橋の道路及びその周辺道路
・国道357号
・馬車道

規制が行われる時間は18:00~22:00ごろの予定となっています。

混雑する時間帯ですが、12:00~15:00頃には赤レンガ倉庫周辺と高島水際線公園に場所取りが見られるようになり、15:00~16:00頃には近隣の駅周辺に人が増え始めます。

このころになると赤レンガ倉庫周辺と高島水際線公園に加えポートサイド公園、ワールドポーター、山下公園にも人が集まり始め、打ち上げ場所近くでの場所取りが厳しくなってきます。

17:00~18:00頃になると周辺の駅は大混雑となります。

付近の道路も一部歩行者天国になっているところでは、路上にレジャーシートを敷く人が出てきます。打ち上げ場所付近は歩くのも難しいほどの混雑となり、近隣の公園での場所取りはほぼ不可能となります。

このような状況となっていますので、可能な限り早めの行動がじっくり花火を堪能するためには必須となってきます。

まとめ

知名度はそこまで高くないかもしれませんが、毎年打ち上げられる二尺玉は直径が480mにもなる関東最大級の花火であり、他にも市民協賛の大スターマインなど見どころもたくさんの花火大会です。

異国情緒あふれる横浜のエリアも楽しみながら、今年は素晴らしい夜景と大迫力の花火の競演を堪能しに、ぜひみなとみらいへ足を運んでみてくださいね!