高温多湿な日本の夏。

なんとなく体がだるい、食欲がない…このような体の不調は夏バテが原因です。

今回は夏バテの症状や対策方法などをご紹介します。

夏バテの症状をチェック!

一番の夏バテの症状は、全身のだるさと疲労感でしょう。

体がだるくて疲れが取れない日が続きます。更に暑さのために睡眠不足になることも少なくありません。このためだるさや疲労感が、ますます増してしまうという悪循環に陥ることもあります。

自律神経の不調によって消化器官も不調になり、食欲不振になって体に必要なエネルギーや、ビタミン不足を招くことにもつながります。そうなると無気力にもなってしまいます。

また夏バテによって免疫力も低下するので、夏風邪にかかることがあります。夏風邪の特徴は冬の風邪と違い、せきや痰は出ないのですが、のどの強い痛みと下痢が起こりやすいようです。微熱も2~4日続き全身がだるくて倦怠感もあります。また汗もかきやすいので脱水症状に注意します。

夏バテの症状の期間はどれくらい?

最近は温暖化の影響で、暑い日が長く続く傾向にあります。

この場合、エアコンの効き過ぎた建物の中で長時間過ごすと、屋内と屋外の寒暖の差が大きいので、自律神経が乱れ夏の疲れが出やすくなります。夏バテの症状は長い人だと6月の梅雨の時期に始まり、まだ暑い9月いっぱいまで続くと言われています。夏休みの間だけではないようです。

夏バテから秋の疲れへとだるい期間が続いてしまう人も多いですが、季節の食べ物を積極的に摂取してリフレッシュしましょう。

夏バテ症状の対策と解消法は?

大切なことは規則正しい生活を送ることです。

睡眠や休養を十分にとることです。
いくら暑いからと言って、運動をしないのは夏バテのしやすい体になってしまいます。

暑い時間帯を避けてウォーキングなどの軽い運動をしたり、家の中でストレッチを続けましょう。適度な汗をかくことは、体の中の体温調節機能が働いて、夏バテしにくい元気な体を作ってくれます。

まとめ

熱い夏を夏バテせずに乗り切るポイントとして、朝食を抜かないこと。3食きちんと食べること。食欲がなくても朝食はしっかり採りましょう。そして汗をかいたら必ず水分補給です。

また、夜更かしをせずたっぷり睡眠をとります。その日の疲れはその日のうちに癒すことです。適度な運動は生活にリズムをつけて、乱れた自律神経を整える効果が高いです。ストレス解消や食欲増進にもつながるので、ぜひ毎日行ってください。

暑い日は朝と夕方の日差しが弱まる涼しい時間帯に、ウォーキングや軽いジョギング、ラジオ体操などの運動がおススメ。水分補給はのどが乾いてからより、渇く前にこまめに採ることが脱水症状を予防するコツです。

最後は入浴。40度前後のぬるめのお湯にゆっくり入りましょう。自律神経の働きを整えて心身ともにリラックスできます。