クールビズという言葉はもうかなり浸透してきました。
国も奨励する傾向にあるので省エネが合言葉になっていますよね。暑苦しい夏にネクタイとスーツを着用しなくても良いのは、サラリーマンにとっては嬉しいところ。
とは言ってもいつからいつまでの期間なの?
服装にルールはあるの?など疑問もあります。
今回は知っているようで知らないクールビズについてご紹介します。
クールビズはいつからいつまでの期間なの?
そもそもクールビズとは、環境省が地球温暖化対策の一つの節電対策として取り組み始めました。
年々実施率も上がっているようで、クールビズの着用率が50%を超えたようです。最近はより軽装になったスーパークールビズ、なんていうファッションも出てきましたよね。
でもいくらクールビズファッションと言われても、特別に買いそろえる必要はありませんよ。自分が持っているカジュアルな服装で問題ありません。男性ならポロシャツやアロハシャツ、TシャツもOKです。
パンツ類は短パンでなければジーンズでも大丈夫です。靴もビーチサンダルでなければスニーカーや、きちんとしたサンダルならOKです。私の夫も半そでのワイシャツにネクタイをしないで会社に行けるのが、かなり嬉しいみたいです。
段々日本は欧米化してきたような感じを受けますが、暑いときは涼しい格好で仕事をした方が能率も上がるし、良い傾向だと思います。室温を28度に保ち、節電することは地球の温暖化を防ぐためにも大切ですしね。
さて基本的に環境省では6月1日から9月30日までをクールビズの期間としていますが、東日本大震災のため福島第一原子力発電所の事故の影響を受けて、2011年以降は一ヵ月前倒しされて5月1日から9月30日までにされました。
中には10月30日まで実施している企業もあるようなので、少し曖昧な部分もあるようです。
クールビズはいつから始まった制度?
かれこれ10年前に始まった制度です。
もうそんなに経ったの?とビックリしますが、第一次小泉内閣の第二次改造内閣で、環境大臣に就任した小池百合子氏が提案した制度でした。ノーネクタイ、ノージャケットをキャッチフレーズに当時の閣僚達が半そでのジャケットを着ていたのをテレビで見たのを覚えています。
半そでジャケットを見慣れていないせいか、かなり可笑しい印象でした。10年前はまだ今ほど節電意識は強くなかったので、エアコンによる電力不足を非常に心配していたのでしょう。
現在、電力に対する節電意識は強くなったとは言え、環境に優しい動きはこれからも続いていくだろうと思います。
クールビズで半袖を着用して良いのはいつから
5月1日からクールビズが開始されても、まだまだ涼しい日も多いのが現状です。
そのため5月に入った途端クールビズスタイルにすると、涼し過ぎて辛いかもしれません。夏本番になるのは梅雨が明けてから。なので平均気温が25度以上になってから、本格的にクールビズの格好で会社に行くと良いでしょう。
この切り替え時期に、新入社員なら戸惑う方も多いかもしれません。周りがどういう服装をして出社しているか、チェックしてから会社へ行くことをおススメします。不安なら同僚や、上司に聞いてみるもの良いでしょう。
ただいくらクールビズと言っても、営業の方が特に新規で回る場合などはジャケットを羽織り、シャツとネクタイを着用した方が相手の印象は良いのではないでしょうか?また、新規ではなくてもネクタイはカバンに常に携帯しておくなど、服装に厳しそうな会社には良いかもしれません。
まとめ
クールビズはノージャケット、ノーネクタイが基本です。
ラフ過ぎても人によっては良い印象を持たない方もいるでしょう。周りを気にしつつ軽装にしていくといいですね。