台風15号のたまごがマーシャル諸島沖に発生するかもしれない、という予報をECMWF(ヨーロッパ中期予想センター)で発見しました。
詳しくは、11日に記載したこちらの記事を参照してください。
台風15号のたまごが発生!?最新情報2015と進路予想 米軍より早いECMWF
本日は、その後の予報の動きと速報を書いていきたいと思います。
台風15号と16号のたまごが同時発生か!?
こちらの図を見ていただくと、熱帯低気圧がマーシャル諸島沖に発生しており、今後、活発化すれば台風へと発達する可能性を示していることがわかると思います。
台風15号と16号がどちらになるのかは、どちらが先に台風認定されるかによると思いますが、同じような速度で台風に発展していく予想となっています。
図の見方ですが、黄色が勢力が弱く、緑が濃くなっていくほど台風の勢力が強くなっていく訳ですが、14日の図ではほとんど黄色となっており、まだまだ台風のたまごにもなっていない感じです。
<画像出典元:http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/medium/mean-sea-level-pressure-wind-speed-850-hpa-and-geopotential-500-hpa>
しかし、15日の図では中心に緑部分が見えてきて、少したまごのようになっています。
そして、16日には立派な台風のたまごが出来上がっていることが見て取れると思います。しかも、同時に2つ発生しており、台風15号と16号が同時に発達して日本へと向かってくるという予想がされています。
<画像出典元:http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/medium/mean-sea-level-pressure-wind-speed-850-hpa-and-geopotential-500-hpa>
マンションの台風対策
台風15号と16号の最新情報
台風15号と16号になりそうなたまごは、13日現在まだ確認されていません。
13日の勢力図を見てみると、黄色がチラッとだけ現れているだけでたまごにもなっていません。
台風は熱帯低気圧が発達して出来るので、今はまだ熱帯低気圧の欠片があるという状態ですね。
台風15号と16号の進路予想
台風15号と16号の進路予想ですが、ECMWFの進路予想図を用いてお伝えしていきたいと思います。
まず、先ほどの16日の図では立派なたまごが出来上がっています。
そして、17日になると勢力を拡大し、
18日には、一つは日本列島へ、そしてもう一つは沖縄諸島へと進路を進めていきます。
19日には、沖縄諸島へ左の台風が進路を進め、これはどちらが台風認定されるかわからないので言及はできませんが、15号か16号のどちらかということになるでしょう。
20日には、沖縄を直撃の予想し、22日には右側の勢力が大きな台風が日本列島へと向かってきます。
<画像出典元:http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/medium/mean-sea-level-pressure-wind-speed-850-hpa-and-geopotential-500-hpa>
右側の台風は、かなり大きい台風で中心も大きいですね。そして、関東方面へと動いていますが、日本へ上陸すれば大きな被害が出る可能性が有ります。
また、台風が2つ同時発生しているので、通常の動きとは違う動きをすることがあるようです。
それを藤原効果というのですが、2つの気圧が影響しあって予測不可能な動きをするということで、日々、ECMWFの報告も変わってくるので、引き続き注意が必要です。
まとめ
7月には3つの台風がやってきて、8月に入ると2つの台風が同時発生。
今年は、台風がとても多いように感じます。
マーシャル諸島沖で発生した台風は、大きな台風になることが多いということなので、台風には十分な警戒をすると同時に防災対策もしっかりとして大きな被害を食い止めたいと思います。