伝統的な秋の風物詩と言えば、
やっぱりお月見を思い浮かべてしまいますね♪( ´▽`)

でも最近では家庭でお団子をお供えしたり、
ススキを飾ることは少なくなったように思います。

ただ昔からある伝統行事を行うと、
心がほっこりとしそうです。

そして、各地で開催されているイベントに参加したら、
伝統と週末の予定とがちゃっかり埋まり、
教育的にも良い週末が過ごせそうですね( ´ ▽ ` )ノ

今回はお月見のイベントを楽しめる
京都、大阪、奈良の人気イベントをご紹介していきます。

お月見のイベントを楽しむには関西!京都の人気イベント

古都京都には風情ある人気イベントがお寺を中心に様々あります。

高台寺の秋の夜の観月茶会。

このイベントは豊臣秀吉の妻、ねねが創設した有名な高台寺で行われるお茶会です。
美しい満月を見ながらのお茶の味は格別でしょう。

日程 9月11日~27日の金、土、日
料金 6000円(前日の午後4時までの予約が必要)
アクセス 市バス206東山安井
高台寺への行き方

大覚寺の大沢池で行われる観月の夕べ。

日本最古の人工池で有名な庭湖がある大覚寺。
池を取り囲む周辺の山の高さ、
木の配置などまさに月を眺めるために作られたかのような、
完璧な美しさです。

この日本三大名月観賞池の1つの大沢池に、
龍頭舟などの舟を浮かべて月を観賞します。

日程 9月25日~27日
時間 17時~21時
アクセス 京都バス71、81大覚寺前
大覚寺大沢池への行き方

上賀茂神社の賀茂観月祭。

こちらの神社では昔から月を愛でる行事が催されています。
現代では月明りの下で神事が行われるようになり、
その後にミニコンサートなどいろいろな奉納行事が行われます。

何だか月からパワーをもらえそうな気がしてきます。

日程 9月27日(日)
時間 17時半から
アクセス 市バス4上賀茂神社前
上賀茂神社への行き方

お月見のイベント!大阪の人気は?

百舌鳥八幡宮の月見祭。

こちらの神社に伝わる放生会と満月を祝う風習が、
収穫の感謝の祈りと共に融合されたお祭りです。

2日間に渡って催され、2日目にはこの祭りの見どころの宮出しが行われます。

地元の稚児たちが境内の放生池に稚魚を放って、
生き物の成長を祈ります。

日程 9月26日~27日
時間 26日11時~22時半頃まで。27日10時~22時頃まで
アクセス JR阪和線百舌鳥駅の東出口から南東へ徒歩10分
百舌鳥八幡宮への行き方

奈良の人気お月見イベントは?

奈良の人気お月見イベントと言えば采女祭り(うねめまつり)が行われます。

これは中秋の名月に行われる古くから伝わるお祭りです。

雅楽の演奏に合わせて灯篭の明かりを受けた船が、
池に浮かぶ景色は古都の風情満点なんです。

またこのお祭りは夕方5時に三条通でパレードが行われます。

花扇や衣装をまとったお稚児さん、
御所車に乗った「花扇使」や奈良時代の衣装を着た人たちの行列が、
JR奈良駅から猿沢池にある采女神社へ向けて
穏やかに進んでいきます。

そうして夜7時になると、
祭りのクライマックスが猿沢池で始まります。

龍などが描かれた古風な極彩色の船に、
花扇や十二単を着た花扇使を乗せて池を2周します。

池には灯籠がいくつも浮かんでいて、
雅楽の調べとともに雰囲気はまさに奈良時代の宮廷。

まるでタイムスリップしたかのような不思議な時間を過ごせそうです。

もともとこの采女神社というのは、
宮中に使える女官の美しい采女という女性が、
天皇にとても気に入られていました。

しかしいつしか天皇が心変わりしてしまい、
それでひどく悲しんだ采女は猿沢池に身を投げたとのこと。

その霊を慰めるためにこの神社が建立され、
采女祭りが始まったそうです。

とても小さな神社ですが、このお祭りはとても盛大。

少し悲しい云われのある神社ですが、
風情のある素敵なお祭りですよ。

日にち 9月27日中秋の名月
場所 三条通 采女神社、猿沢池
アクセス 近鉄奈良駅から徒歩6分、JR奈良駅から徒歩15分
采女神社猿沢池の詳細

まとめ

関西では沢山の風情あるお月見イベントが開催されます。

特に古都京都では、寺院を中心に情緒溢れる月見イベントやお茶会が盛り沢山。
今年はぜひ関西へ足を運んでみてくださいね。