シルバーウィークは最近になって耳にするようになりました。

ただあまり聞きなれない言葉なので、
シルバーウィークって何?
と思う人もいるのではないでしょうか。

シルバーと言うことは、
シルバーシートのように高齢者を大切にする何かかな?
と言う疑問もあるようなので、

今回はシルバーウィークの意味や
期間などについてご紹介していきます。

シルバーウィークはいつ?2015はいつからいつまで?

2015年今年のシルバーウィークは、
嬉しいことに5連休になります。

9月19日(土)から23日(水)の秋分の日までです。

もし有給休暇か普通に休みが取れるようなら、
24日(木)と25日(金)も休みをとってみてください。

なんと9連休が成立します!

こんなに長い期間を年末でもない限り
休めるなんて、滅多にないですよね。

ちなみこのシルバーウィークは
2009年から6年ぶりの大型連休になります。

ちなみに残念ながら次のシルバーウィークは
2026年までありません。

でも現在の祝日法が変わったりすれば
分かりませんが、とても貴重で
特別な連休だということですね。

シルバーウィークとは?

4月末から5月にかけてゴールデンウイークがありますよね。

これに対して秋の大型連休を
シルバーウィークと呼ぶようになりました。

元々9月15日に固定されていた敬老の日が、
祝日法の改正でハッピーマンデーが制定されました。

このため敬老の日が9月第3月曜日になりました。

秋分の日が9月21日、22日、23日のどれかで、
水曜日の場合だけ「国民の祝日に関する法律(祝日法)」により
秋分の日の二日前が必ず9月第3月曜日の敬老の日になります。

敬老の日と秋分の日に挟まれた
9月第3火曜日が国民の休日となり、
土日を含んだ5連休、
つまりシルバーウィークが成立することになりました。

「第三条 1 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3 その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
引用元:国民の祝日に関する法律」」

シルバーウィークはいつから始まったこと?

なんとその歴史は古く
1950年代の前半までさかのぼります。

日本の映画会社大映の専務が、
11月3日の文化の日を中心に、
その1週間をシルバーウィークと名付けて宣伝しました。

これはゴールデンウイークに対比して付けられましたが、
当時は全く国民に浸透することなく
消えてしまいました。

その後時は流れて2009年、
この年に急激に世間に広まるようになります。

ハッピーマンデーが導入されて敬老の日が
9月第3月曜日になったとき、
2009年には9月19日(土)と20日(日)、
21日(敬老の日)、22日(国民の休日)、23日(秋分の日)となり、
5連休になりました。

このカレンダーを見て2008年11月に三菱ビルテクノサービスが
、2009年の大型連休に名前を付けるとしたら?
というアンケートを全国で実施したところ、

ゴールデンウイークと対比した
シルバーウィークが1位になりました。

この結果がテレビやインターネットで報道され、
国内外の旅行会社もシルバーウィークという言葉を使って
ツアーの宣伝をしたことがきっかけとなり、

今では広く国民に知られるようになった
いきさつがあります。

シルバーだからと言って
老人の意味ではなく、
銀という意味だったのです。

まとめ

夏休みが終わったと思ったら、
間もなくやってくる大型連休のシルバーウィーク。

また休むことができて嬉しい!
とばかりも言っていられないようです。

人気の観光地では渋滞や人の混雑に見舞われそうです。

とは言っても食べ物も美味しく、
過ごしやすい季節です。

近場でバーベキューをするのもよし、
フルーツ狩りに出かけるのもよし、
寒くなる前のこの時期を楽しみましょう。