胃もたれ、胃痛、胸やけなど
胃の調子が悪いときは、
どんな食べ物を食べるのが良いのでしょう?

急な腹痛や吐き気など、
不快な症状が現れることが多い胃腸炎。

軽い下痢が数日続くくらいで
治る場合もありますが、
突然酷い症状が出ることもあります。

今回は胃腸炎など
胃腸が弱っているときに食べられる、
消化の良い食べ物や飲み物について
ご紹介していきます。

消化の良い食べ物って何?

一般的に消化の良い食べ物として
よく知られているのが、
お粥やうどんですよね。

この他にも豆腐は消化吸収が良いですし、
大豆製品なので良質な植物性タンパク質が
豊富に含まれています。

料理にいろいろな使い方ができる
万能食材ですよね。

フルーツ類ではリンゴやバナナが消化に良く、
特にリンゴは風邪を引いたときに、
すりおろして食べることがあります。

これはすりおろすことで
消化吸収がスムーズになるためです。

また食物繊維が多い野菜は、
生野菜で食べるより煮物など火を通して
食べることをおススメします。

このように消化の良い食べ物や
調理の仕方のポイントは、

軟らかい食品であり食物繊維が少なく、
加熱調理された料理が消化に
時間がかからず、

胃腸に負担をかけないので良いでしょう。

消化の良い飲み物って何?

飲み物なら何でも消化がいいと思うのは勘違い。

炭酸入りや砂糖たっぷりの甘いドリンク類は
胃の刺激になるのでNGです。

消化にいいのは白湯、薄い番茶、
果汁、ヤクルト、スポーツドリンクや
汁だけの野菜スープです。

おススメは白湯です。

しばらく沸騰させた熱湯を
50度~60度くらいまで冷ましてから飲みます。

胃の調子が悪くなくても、
普段から白湯は胃を温めて
調子を整えてくれるので、
ダイエット中の人や美容にも良いようです。

消化の良い食べ物は胃腸炎だったら何がおすすめ?

胃腸炎になると下痢や嘔吐、
吐き気に熱など、
体調は非常に最悪な状態になります。

長引く場合は、仕事や学校を
休まなければならないほど大変です。

症状がかなり酷いときは
絶食するのが一番です。

嘔吐が強いと何か食べたいとは
思わなくなりますしね。

ただ嘔吐や吐き気が収まると、
何か口にしたくなる人もいるでしょう。

でも腹痛や下痢、嘔吐があるときは
絶食してください。

せっかく良くなったと思った下痢などが、
何かを食べることでぶり返す可能性があります。

下痢や嘔吐で水分が激しく奪われ、
脱水状態にならにようにすることが大切です。

そのため水分の摂取を一番に考えましょう。

室温に置いたスポーツドリンク、
特に温めたポカリがおススメです。

症状が良くなってきたら
消化の良い食べものから食べましょう。

お粥やおもゆ、煮込みうどんが良いようです。

少しずつ食べてから、
様子を見ながら普通の食事に戻してゆきます。

食べてはいけないものは、
もちろん消化の悪いもので、
脂っこいものや体を冷やすもの、

例えばヨーグルトなどの乳製品や、
カフェインの入った緑茶やコーヒーです。

ここで注意なのが、
すりおろしリンゴは消化が良いのですが、
酸性が強いため胃痛のときには避けましょう。

食べられないときは無理をして食べずに、
胃腸の回復を待ちましょう。

そんなときは、お粥やおじや、
雑炊、うどんでお腹を満たしてくださいね。

まとめ

胃が弱っているときには

脂分が多いスナック菓子や、
チョコレートやケーキなど甘いもの、
アイスなど冷たいもの、

ゴボウやセロリなど食物繊維が多いもの、
唐辛子などの刺激物やアルコール、
ファストフードやラーメンは避けます。

胃の調子が悪いときに
あまり食べたいと思わない
食品ばかりですよね。

絶食は胃腸が悪いときには
よく効きますので、
無理をして食べず胃を休ませましょう。