親戚か家族の誰かが亡くなった場合、
喪中はがきを出さないといけません。

喪中はがきは出来れば出したくないものですが、
長い人生そういう機会が少なからずあるでしょう。

特に初めて作成するとき、
続柄は何と書けばいいのか
文の内容はどのようにすればいいのか、
迷う方もいるでしょう。

今回は義理の父親が亡くなった場合の、
喪中はがきの書き方についてご紹介します。

喪中

喪中はがきの文例 義父が亡くなった際の文面

喪中につき年頭のご挨拶は失礼させて頂きます
父 田中三郎が〇月○日に〇〇歳で永眠いたしました
本年中のご厚情を厚くお礼申し上げますとともに
明年も変わらぬご交諠の程お願い申し上げます
平成二七年十一月

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年○月に父 佐藤次郎が〇歳にて永眠いたしました
本年中のご厚情に深く御礼申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
平成二七年十月

喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮させていただきます
かねてより病気療養中の父 田中佐吉が〇月に〇歳にて永眠致しました
ここに本年中に賜りましたご厚情に感謝致しますとともに
皆さまに良き年が訪れますようにお祈り申し上げます

喪中につき新年のご挨拶を失礼させて頂きます
去る○月○日 父 三好五郎が〇歳にて永眠致しました
生前賜りましたご厚情に深く感謝致しますと共に
明くる年も変わらぬご交誼のほどをお願い申し上げます

後はあなたの住所と名前、
旦那様もしくは奥様の名前を書きます。

苗字が違えば奥様のお父様ということも分かります。

故人の年齢は満で記載する方もいれば、
享年と記載する方もいます。

故人の名前はフルネームで書きましょう。

ちなみに喪中はがきの文章には
句読点は使いません。

注意してくださいね。

喪中はがきの文例 義父が亡くなった場合に連名で出す宛名は?

夫婦連名で出す場合は「妻 沙織の父 徳政」と記載すると
奥様のお父様が亡くなったということが分かります。

故人の名前をフルネームで書けば、
自分と名字が違うので義理の父親だと分かりますね。

また夫婦連名で出したときに
「父 誠」と記載した場合は、
夫の父という解釈になります。

厳密には夫婦連名であるけれど、
世帯主が書いたはがきというとらえ方をします。

ちなみによく岳父と書くことがありますが、
これは他人がその人の父を尊敬して呼ぶ言葉で、
身内が岳父とは呼ばないので気を付けましょう。

文例
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
妻 小春の父 山田庄之助が○月○日に八十歳で永眠致しました
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
平成二七年十一月
鈴木寛太 小春

喪中はがきの文例で続き柄は義父はどうなる?

故人との続柄について悩む方は多いようです。

夫婦連名ではがきを出すときに、
義父と書いてもよいのでしょうか?

または自分から見たら義父でも
配偶者から見ると実の父なので、
単に父と書くべきなのでしょうか?

故人との続柄はどのように書くと、
受け取った人たちがどちらのお父様が
亡くなったのか分かるのでしょうか?

その答えは一般的に、
差出人が夫婦連名なら「父 田中一郎」で、
差出人が夫のみなら「妻の父 田中一郎」と
両者とのフルネームで記載します。

差出人が妻なら「父 一郎」と名前のみとします。

また本人からみた故人の続柄は次の通りです。

0親等
夫 主人
妻 家内

1親等
父 実父、義父
母 実母、義母
子ども 長男、長女、息子、娘
配偶者からみたお互いの父 岳父、義父、父
配偶者からみたお互いの母 義母、母

2親等
両親の親 祖父、祖母
孫 孫、孫息子、孫娘
兄弟、姉妹 兄、姉、妹、弟
配偶者の祖父、祖母 義祖父、義祖母
配偶者の兄弟、姉妹 義兄、義弟、義姉、義妹

喪中

まとめ

喪中のはがきには
いろいろな決まりがあることが分かりました。

続柄に気を付けて、喪中はがき作成の参考にしてください。

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